前回記事でも紹介した週刊朝日4月23日号で、医学部に強い高校として、我が母校久留米附設や桜蔭同様、国立大学附属高校では、広島大附属高校が表紙に名前を挙げて紹介されていましたが、
2021大学入試 大学合格者高校ランキング(7)
医学部に強い209高校久留米大附設、桜蔭、札幌南、日比谷、広島大附
全国71大学医学科合格者ランキング
引用元: 週刊朝日 2021年4月23日号
実は、掲載されているランキングの国立大学附属高校の部では、広島大附属高校は2位でした。
では、国立大学附属高校の部の1位はどこかというと、そうです! 全国最難関の灘や開成などと並び立つあの高校です!
筑波大学附属駒場高校
です! なんせ、日本最難関の大学医学部である東大理Ⅲ合格者数は、灘(12名合格)を抑えてトップの14名です!! すごい!!
筑波大学附属駒場中・高等学校 進学状況(学校HPリンク)
では、今日は、筑波大駒場中の入試問題2⃣を解いていきましょう!!
2021年 筑波大駒場中2⃣(1),(2) 規則性
(1)問題文より、1から20までの数字の中に含まれる「2」は、3個である(2,12,20の3個)
・21~30までの数字の中に含まれる「2」は、10個である(21,22,23,24,25,26,27,28,29の10個)
・31~100までの数字の中に含まれる「2」は、7個である(32,42,52,62,72,82,92の7個)
よって、1から100までに含まれる数字「2」は全部で、
3+10+7= 20個
(2)1~100までの数字の中に含まれる「0」は、11個である(10,20,30,40,50,60,70,80,90,100の11個)
(a)101~110までの数字の中に含まれる「0」は、10個である(101,102,103,104,105,106,107,108,109,110の10個)
(b)111~200までの数字の中に含まれる「0」は、10個である(120,130,140,150,160,170,180,190,200の10個)
ここで、(a)+(b)より、101~200までの数字の中に含まれる「0」は、20個になるので、
201~300、301~400、・・801~900も、「0」が20個ずつ含まれる。
また、901~1000の場合は、最後の1000が、200、300などよりも「0」が1個多いので、「0」は21個含まれる。
よって、1から1000までの数字の中に含まれる「0」は、
11+20×8+21 = 192個 となる。
問題文では、「0」が200個含まれるので、
あと200ー192 = 8個 である。
ここで、この後の数字を見てみると、1001、1002・・と、「0」が2個ずつ増えるので、「0」が8個増えるのは、1004のときである。
よって、求める「ある数」は、1004である。
2021年 筑波大駒場中2⃣(3),(4) 規則性
(3)・1けたの数字は、1~9の9個
・2けたの数字は、10~99の90個
・3けたの数字は、100~999の900個
・4けたの数字は、1000の1個
なので、1から1000まで並べてできる数のけた数は、
1×9+2×90+3×900+4
= 9+180+2700+4 = 2893けた
(4)問題文より、「1」,「2」,「0」のみが使われた数を小さい順に
(c)1から20まで並べると、10けたになる(1,2,10,11,12,20)
(d)21~99まで並べると、(21,22)の2個あるので、
2けた×2個 = 4けたになる。
(e)100~999まで並べると、(100,101,102,110,111,112,120,121,122,200,201,202,210,211,212,220,221,222)の18個あるので、
3けた×18個 = 54けたになる。
(f)1000~1099まで並べると、(1000,1001,1002,1010,1011,1012,1020,1021,1022)の9個あるので、
4けた×9個 = 36けたになる。
(g)1100~1999まで並べると、(e)の18個の3けたの数に千の位の「1」を足して4けたにするので、
54+18 = 72けたになる。
(h)2000~2021まで並べると、(2000,2001,2002,2010,2011,2012,2020,2021)の8個あるので、
4けた×8個 = 32けたになる。
よって、求める数は、(c)~(h)のけた数のになるので、
10+4+54+36+72+32 = 208けた
今日のまとめ
今日の問題は、特に特殊算的要素もなく、規則的に丁寧に数えれば解ける問題なので、新小6生だけでなく、新小5の生徒も解けるのではないかと思います。
特に、(1)と(3)は、筑駒や御三家などの超難関校受験生でなくとも解ける問題だと思いますので、この問題は、ゴールデンウィーク期間中にでも確実に解けるようになってほしいと思います!(^_^)
Zoomを使った一対一オンライン授業のお知らせ
難関中学合格を目指し、当ブログをご覧いただいている読者のみなさま、いつもありがとうございます(^_^)
そんな読者の皆様に本日はお知らせがあります。
実は、3月1日から、web会議ツールのZoom(ズーム)を使って、読者の皆さまと中学受験算数の一対一のオンライン授業を始めたいと思っています。
いつも当ブログで解いているような難関中学校の入試問題レベルの難問でなくとも、塾や学校の宿題で分からない算数の問題を教えてほしいといった感じのことでもいいので、ご興味がある読者の方は、当ブログのプロフィールの下の「重吉へのメール」から、ご希望のメールをお送りください。
ちなみに、3月1日以降の月曜日から金曜日の朝10時から、昼13時までの間で、1時間程度のオンライン授業を予定しております。
対象の生徒さんは、新小6、新小5年生ですが、新小4の生徒さんも可能です。
ただし、朝10時から昼13時という時間帯は、生徒さんは学校に行かれてますので、実際の授業は、お母様かお父様にすることになります。
ズームの授業は、録画が可能ですので、その録画を後でお子様に見せられてもいいですし、ズーム授業を受けられたお母様、お父様が、お子様に解き方を教えられてもいいと思います。
当ブログは、「パパママ算数教室」と名乗っている通り、基本的には、お子様の中学受験の算数を教えてあげたい、手伝ってあげたいお父様、お母様向けのブログですので、ズーム授業も親御さんが受ける前提で、このような時間帯にしております。
また、私自身が、ズームを使用するのも初めての上、オンライン授業や親御さん相手の授業も初めての手探り状態でのスタートとなりますので、最初のうちは無料で行います。
3月下旬から4月上旬にかけて、春季講習で出来ない期間もありますが、その間を除いて1ヶ月間ぐらいは無料でオンライン授業をやりたいと思いますので、3月1日から4月15日ぐらいまでは無料にしたいと思います。
また、時間帯も朝10時からとなっていますが、需要があれば、朝9時ぐらいからスタートしてもいいですし、授業も1時間程度としていますが、40分程度でも、1時間以上でも、ご要望により、柔軟に対応したいと思います。
というように、私自身も初めてのことなので、実際に無料のオンライン授業を経験しながら、良い形にしていこうと思っていますので、ご興味がある方は、お気軽にぜひメールをしていただきたいと思います!
読者のみなさま、よろしくお願いいたします!( ^_^)/